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ベビーサインで言葉が遅れる?他にもデメリットは?(1)

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ベビーサインにデメリットはあるの?

2歳3ヶ月の娘は、言葉が遅めです。そのため、今現在もベビーサインをフルに活用してのコミュニケーションをしているわけですが、娘よりも低い月齢の子がペラペラと話しているのを目の当たりにすると、親としてはちょっと心配なものです。

そんな折り、「ベビーサインなんてしてたから言葉が遅いのでは?」という言葉が耳に入ってくることもありました。果たして、ベビーサインをすることで言葉に遅れが出るものなのでしょうか。

 

これまで、赤ちゃんにベビーサインを覚えてもらうことで、育児のイライラが減ったり、子ども側の「伝わらない」というジレンマから来るイライラも減るなど、ベビーサインの良い面をたくさんお伝えしてきました。

 

▶︎ベビーサインでイライラが減る?!赤ちゃんと楽しくコミュニケーションを。 - YOROZU KOSODATE

▶︎本当に使えるサインの実例公開!〜自分でもできる!ベビーサイン!(4)〜 - YOROZU KOSODATE

 

なかなかベビーサインのデメリットについて書かれていることを目にする機会がなかったので、今回は、あえてベビーサインのデメリットについてまとめてみたいと思います。二回に分けて記事にしました。

ベビーサインは脳の無駄遣い?!

突然話がそれるようですが、脳科学おばあちゃんとしても大人気で独自の育児法「久保田式育児法」でも定評のある久保田カヨ子先生の言葉を引用させていただきます。

"赤ちゃん言葉は脳の無駄遣い"

マンマとかワンワンとか、あんな言葉を使うのはアホのすること。ほんの数年で大人の言葉に直す言葉を覚えさせるなんて脳のムダ遣い。赤ちゃんのときから、ちゃんとした日本語をたくさん聞かせると、子供のことばはどんどん豊かになるんや。

(引用ここまで)

 引用元くぼカヨ語録 | 0歳からの育脳教室 くぼたのうけん

 

上記のように、久保田カヨ子先生は赤ちゃん言葉を使うことをすすめていません。

しかし、私が区の子育て支援センターでの言葉の発達に関する講座を受けた際には、赤ちゃん言葉を使っている子どもの方が言葉を早く習得する傾向にある、という調査報告を講師の臨床発達心理士の方からうかがいました。赤ちゃんは言葉を発するために必要な口周りの筋肉が未発達なので、大人と同じ言葉よりも赤ちゃん言葉の方が話しやすいためです。

ベビーサインに話を戻しましょう。ベビーサインは、赤ちゃん言葉よりもさらに口周りの筋肉が未発達な状態でもできるコミュニケーション手段です。くぼカヨ先生の言葉をお借りすれば、ベビーサインは大人の言葉ではありませんし、言葉の習得とともにサインはしなくなっていくので、ベビーサインは脳のムダ遣い、ということになってしまいます。 

ベビーサインで言葉が遅れる?

言葉が早く出るか遅く出るかは、個人の性格などの他に、年上の兄弟の有無、保育園などに通っているか否かの影響が大きいです。

ちなみに我が家は、オットと私、娘の3人家族です。娘は保育園や幼児教室にも通っていないので、同年代の子どもや両親以外の大人との関わりは少なめです。

娘は言葉の習得が遅いので、「母親からの日頃の言葉がけが極端に少ないと言葉が遅れる」というようなことをたまに見聞きすると、うちは全然そんなことないはずだけど、、、と、少し悲しい気持ちになったりもします。逆に、兄弟がいない、保育園などに通っていない、祖父母など他の家族と同居していない、などの理由で母親と子どもとの密度が濃くなればなるほど子どもが言葉を発して伝える必要性が低くなるので、子どもの言葉が遅くなる、と、かかりつけの小児科医は話していました。母親は、赤ちゃんが何も言わずとも赤ちゃんの気持ちを察してしまうのが得意ですから。

 

私の親しい友人の子どもは、兄弟がいない、保育園に通っていない、ベビーサインを習った、といううちの娘と似たような境遇の持ち主です。(強いて言えば、二世帯住宅で下の階に祖父と叔母が住んではいますが。)その子も女の子で、しかも誕生日も娘より1ヶ月遅いだけです。娘は2歳3ヶ月の今でも、「ご飯食べる」を「が!べ!」、「一緒に行く!」を「ちーにー!」、「自分でやる」を「べーねー!」と言います。娘はベビーサインも同時に見せながら言うので、かろうじて私には意味が通じます。笑 しかし、その友人の子どもは、2歳になる前からかなり流暢に母親と"会話"をしていました。周りで聞いている第三者の私でも理解できる"言葉"を話すのです。このことで言うと、ベビーサインを習ったから言葉が遅れるとか早くなるとかではなく、それこそ個人の差によるものなのだと感じます。

 

ベビーサインを覚えやすい子どもの特徴は、男の子より女の子、活発な子よりおとなしい子である、ということは以前記事にも書きましたが、この特徴は、言葉が早いかどうかにも当てはめられるように思います。

教室に通わないといけないの?〜自分でもできる!ベビーサイン!(1)〜 - YOROZU KOSODATE

 

その友人の子は、まわりにいる人や周囲の状況をじーっと分析する、おとなしめのタイプの子です。月齢の低い頃から絵本を読んでもらうことが大好きでした。ベビーサインを覚えるのもとても早かったです。対して娘は、絵本を読んであげようにも、自分でさっさとめくってしまい、絵本は「めくるための遊び」と化してしまうような、活発なタイプ。当然、ベビーサインを覚えるのも他の子どもよりも遅めで、周りの子どもが象やらキリンやらたくさんのサインを覚えていく中で、娘が5ヶ月かけて覚えたサインはただ一つ<おっぱい>だけでした。(辛抱強く教え続けることで、6ヶ月目頃から一気にサインが増えましたよ♪)

 

以上のことから、サインを覚えるのが早かった子は言葉も早く、逆にサインを覚えるのが遅かった子は言葉も遅い、という共通点があるように思いました。冒頭に書いたように、「ベビーサインなんてしてたから言葉が遅いのでは?」と言われた時にはとても悲しい気持ちになったし、子どものため(自分のためでもあるけれど)によかれと思って始めたベビーサインが果たして本当によかったのかどうか自信をなくしたりもしましたが、この共通点に気づいてからは、「うちの子は遅いなりにしっかりサインを覚えてくれたんだから、言葉もそのうちゆっくり覚えていってくれるはず」と、どんと構えていられるようになりました。もっとも、言葉の遅さに焦りを感じていた頃より、娘のつたなすぎる言葉をより愛らしく感じるようにもなりました。

 

逆に、ベビーサインというベースがないまま今の時期になり言葉が遅い状況であったら、私の心配ももっと大きかったことでしょう。娘も、「話す」というツールがうまく使えないので、伝えたいのに伝えられないというジレンマから、癇癪を起こす、激しく泣くといった、サイン以外での表現の仕方で自分の気持ちを伝えようとし、それが"イヤイヤ"として強烈に現れていたことでしょう。実際これまでに娘は、癇癪を起こしたり、わけもわからず激しく泣くということは日常ではありませんでした。(自分の要求が通らなかったり、ママと離れる、といった場合には激しく泣くこともありますが、癇癪、という感じではないです。)

 

自分の子が言葉が遅い、と悩んでいるベビーサイナーのママたちは、お子様がサインを覚えるのが早かったか遅かったか思い出してみてください。そして、言葉が遅い子にほど、ベビーサインが自己表現や意思表示のための大事なツールであり強い味方になっているということを今一度心に留めて、ベビーサインをしてきたことに自信を持ってくださいね^^

 

 

次回は、他にもデメリットが考えられるのかまとめていきます。

 

 ⇨ベビーサインで言葉が遅れる?他にもデメリットは?(2) - YOROZU KOSODATE