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【イヤイヤ期】に「砂糖」が子どものパニック症状・夜驚症を引き起こす可能性。【砂糖なし育児】

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今回は、イヤイヤ期に起こる子どもの【パニック症状】や【夜驚症】と【砂糖】との関係について考えてみたいと思います。

イヤイヤ期の猛烈なイヤイヤは砂糖が引き金になっている可能性

突然ですが、大人でうつ病と診断されている人の多くは、実は砂糖による血糖値の乱高下が原因で、気分の浮き沈みが激しくなりうつ病に似た症状が出ているだけの場合があるというのはご存知でしたか?そのような人たちは、砂糖を含む食品をやめるだけで症状が落ち着く場合があります。

このことは、子どもに砂糖入りのお菓子や調味料を与えることにより血糖値の乱高下が起こり、気分の浮き沈みや情緒不安定が引き起こされる可能性もあることを意味しています。子供の癇癪、猛烈なイヤイヤ、パニック症状の原因の一つは、実はその「砂糖」にあるかもしれません。

1歳からお菓子漬けになったSちゃん

友人の子どもSちゃんは、1歳でチョコレートを覚えました。「今日だけ特別だぞ〜」と、パパが一口舐めさせたのが始まりです。その途端、チョコレートの魔力に取り憑かれ、しばらくの間はチョコレート以外の食べ物を一切食べなくなりました。1歳の子どもに「今日だけ」なんて言ったところで通じるわけがありません。Sちゃんが気の毒でなりません。

そのSちゃんは2歳になりましたが、相変わらずお菓子漬けの日々を送っています。この前会った時は、会っている3時間のあいだ、常にお菓子を食べていました。目の前にお菓子がなくなると、よそのおうちにも関わらず冷蔵庫の前で泣き叫び、冷蔵庫を開けてお菓子を出してと訴えます。お菓子がなくなると情緒不安になるのです。Sちゃんのお母さんは、渋々カバンの中に忍ばせていたお菓子を取り出しSちゃんに与えました。きっと帰りの電車用にと取っておいたものでしょう。お菓子さえ食べていればSちゃんは落ち着いていられるのです。

赤ちゃんせんべいの罠

1歳の子どもにチョコレートをあげる親なんてありえない!」そう思った方もいらっしゃるでしょう。しかし、チョコレートに限らず、知らず知らずのうちに赤ちゃんに砂糖を与えてしまっている人が実にたくさんいます。

今ご自宅に「赤ちゃんせんべい」はありますか?もしあれば裏の表示を見てみてください。必ずと言っていいほど砂糖が含まれているはずです。場合によっては「てんさい糖」や「オリゴ糖」などと書かれている場合もあるでしょう。白砂糖よりも健康によさそうなイメージのある「てんさい糖」や「オリゴ糖」も砂糖のうちです。我が家ではてんさい糖の他、はちみつ、メープルシロップ、ココナッツシュガーなど一切の甘味料を控えています。ちなみに、現在2歳8ヶ月の娘は、一度も赤ちゃんせんべいを食べたことはありません。

 

赤ちゃんせんべいだけではありません。赤ちゃん向けのスナックや市販のベビーフードにも砂糖は多用されています。大手のキ◯ーピーなんて、生後5ヶ月向けのベビーフードにも砂糖が入っていますよ。原材料表示には「砂糖」と書かれていなくても、「ケチャップ」「オイスターソース」などと書かれている場合は、その調味料自体に砂糖が含まれてしまっています。

知らず知らずのうちに砂糖漬けの道を辿ってしまっている子どもが実に多いということです。

 

私自身、砂糖なしの赤ちゃんせんべいや赤ちゃん向けスナック、ベビーフードを探すのには大変苦労しました。私が利用している砂糖・塩不使用のスナックやベビーフードについてはこちらでご紹介しています。

▶︎《砂糖・塩・油不使用》のベビー&幼児向けおやつ〜旅行や外出時に便利な離乳食・幼児食〜 - YOROZU KOSODATE

▶︎赤ちゃん連れ旅行に便利な【無添加・オーガニック系】ベビーフードまとめ - YOROZU KOSODATE

【夜驚症】で毎晩お母さんを殴り続けるSちゃん

そのSちゃん、実は小児科で「夜驚症」と診断されています。夜驚症とは、簡単に言うと夢遊病をもっとひどくさせたようなものです。

Sちゃんは毎晩深夜、決まった時間に目を覚まし、15分間パニック状態になります。パニック状態の間のSちゃんは、目を見開いたまま大声を出して泣き叫び、15分間叫びながらお母さんを殴り続けます。お母さんが言うには、まるで別の人格が取り憑いたかのようになるそうです。Sちゃんは15分間暴れた後、何もなかったようにぱたっと眠りにつきます。

 

一般的に夜驚症は、日中のストレス 、恐怖体験、緊張、刺激過多、不安といった心理的要因により引き起こされるパニック症状だといわれています。子どもの夜驚症は、脳の機能が発達途中にあることが原因で起こるとされているため、特別な治療は必要なく、多くの場合は成長とともに症状が落ち着きいていきます。

 

しかし、心理的要因や脳の発達段階だけが夜驚症の原因なのでしょうか。お菓子漬けのSちゃんが「夜驚症」と診断されたことで、私の中では「夜驚症」と「砂糖」が別問題ではないように思えてしまうのです。

砂糖を多く含むお菓子を過剰に取りすぎたために血糖値が乱高下してしまい、脳が興奮状態になってパニック症状が起きる引き金になったと考えてしまうのは私だけでしょうか。ましてや発達途中にある脳ですから、砂糖による血糖値の乱高下を処理しきれないのも当たり前だと思うのです。

では、砂糖を含むお菓子を与えるのをやめれば夜驚症は落ち着くのか。実際は、そう簡単な問題でもないのかもしれません。しかし、砂糖がパニック症状の引き金になっている可能性も十分に考えられるので、砂糖まみれの食生活を見直してみる手はないと私は思うのです。

砂糖で脳が興奮状態になるのはアメリカでは一般常識?!

ちょっと話が逸れますが、アメリカのドラマの中で、子どもを預ける母親のセリフにこんなものがありました。

「夕方以降は子どもにお菓子を食べさせないでね。興奮して眠れなくなるから。」

ドラマでも出て来るほどのセリフですから、アメリカではお菓子を食べると脳が興奮する、というのが一般的に知れ渡っていることなのでしょうね。ちなみにそのドラマは、デスパレートな妻たちだったと思います。(何シーズンの何話目だったかはっきりとお示しできないのが恐縮ですが。)随分前のドラマですよね。

ちなみに、アメリカの市販のベビーフードや赤ちゃん向けスナックには、意外にも砂糖が使われていないものがほとんどです。日本ほど丹精込めた離乳食を手作りするような文化がないため、市販のベビーフードの需要が非常に多く、日本よりも品質・安全性の高い製品が求められるのでしょう。現にオーガニックやグルテンフリーの製品も非常に多く、スーパーでも簡単に手に入ります。

日本では、「ご飯の前にお菓子を食べない」のは常識ですが、ご飯のあとであれば夕方を過ぎていてもアイスやお菓子などを平気で与えている家庭も少なくはないはずです。夕方以降の砂糖の摂取が、夜驚症とまではいかずとも、子どもの寝付きの悪さや夜泣きの原因になっているかもしれません。

イヤイヤ期のイヤイヤと砂糖の相乗効果

イヤイヤ期のイヤイヤの原因は、前頭前野の働きがまだ発達していないために、こみ上げる欲求や衝動を抑えるための「抑制機能」が働かないためだと言われています。

ただでさえ制御不能なイヤイヤ期の状態で、砂糖を摂り脳の興奮状態を引き起こせば、そのイヤイヤは相乗効果により手に負えないものになることが容易に想像できます。一見すると原因不明の癇癪やパニック症状、ひどいイヤイヤ反応は、砂糖との相乗効果が一因になっているかもしれません。

あとがき

今回は、夜驚症のSちゃんの事例がきっかけとなり砂糖とパニック症状の関係について考えさせられました。我が家の2歳8ヶ月の娘は、砂糖を摂っていないためか、"魔のイヤイヤ期"と呼ばれるような問題行動は今の所見当たりません。もちろん、今後イヤイヤ期特有のひどいイヤイヤや癇癪が表れる可能性も否めませんが。

もし、お子さんのひどいイヤイヤでお困りの方がいましたら、砂糖を含む食品を摂らないように一度食事内容を見直してみてはいかがでしょうか。

間違っても、バレンタインだからなどと言って幼児にチョコレートなんて与えてはいけませんよ。