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イライラしない!機嫌の良い赤ちゃんに育つ西原式育児のキホン《7ケ条》(3)

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3.口呼吸のくせをつけない

鼻水とつばは、大切な免疫成分

 鼻に空気が出入りすると、そのかすかな刺激で、鼻水が絨毛上皮に分泌されます。はな水はバイキン、ホコリ、ダニの殻を捕らえて流します。鼻水とつばには、分泌型の免疫タンパク質が流れています。身体にとってたいせつな成分です。

 口で息をすると、はな水もつばもかれてしまいます。そうなるとダニの殻やバイキンが体内に取り込まれ、アトピーやゼンソクの引き金になってしまうのです。

引用:『お母さんは世界一の名医』/西原 克成/東洋経済新報社 60頁より

まずは口呼吸の発見と自覚

 赤ちゃんの口呼吸を直す前に、まずお母さん自身の口呼吸を直して下さい。自分が口呼吸をしていて、赤ちゃんだけを矯正しようとしてもうまくいかないからです。

引用:『お母さんは世界一の名医』/西原 克成/東洋経済新報社 61頁より

 口呼吸は万病の元です。鼻には空気清浄機、加湿器、滅菌器としての機能がありますが、口はものを食べるための器官なので、この機能はありません。それどころか、口呼吸は扁桃腺を乾燥させ、雑菌が住み着きやすい状態を生み出してしまいます。

4.紙おむつや衣類のゴムで赤ちゃんを締め付けない

パンツやおむつのゴムがきつければ、お腹にある大動脈が圧迫されて苦しいので常時泣き騒ぎ、怒ってばかりいる赤ちゃんになります。当然緑便かひどい便秘になり、手と足の冷たい低体温児となり、どんどん悪循環して、育つに従って医者から発育障害や自閉症傾向を指摘されるなど、次々に問題が出てくる子になります。

引用:http://nishihara-world.jp/2015wp/baby/01_ikuji/ 

→我が家の場合、1歳すぎても常に長袖長ズボンのロンパーススタイルでした。売り物のボトムス全般に言えることですが、サイズに対するウエストがきつすぎです。2歳6ヶ月の現在は上下セパレートの服がメインになっているのですが、いちいち加工したり工夫をして、ボトムスがきつくないか常に気にかけています。

 例えば、ユニクロのボトムスであればウエストゴムの加工がしやすいので、ウエストゴムを一度パチンを切り、ゴムを縫って付け足すことができます。(我が家はユニクロの全部のボトムスをこのようにゆるめにリメイクしてます。)ZARAやH&MやGAPは可愛いベビー服が多いのですが、ウエストゴムが簡単には加工できない造りのため、レギンスであれば本来100cmの十分丈を買うところを、110cmの七分丈を買うなどして、ウエストがきつくならないように買い方に工夫をしています。

 ちなみにですが、大人でもウエストゴムのきつい服を着て気分が悪くなった経験はありませんか?私自身、着物やスカートの長時間の締め付けで気分が悪くなったことがあるし、恥ずかしながら、つい先日もスキニーパンツを履いた日にたらふくご飯を食べてウエストがきつくなり、帰って部屋着に着替えるまでずっと車酔いのような気分の悪さに見舞われました。先日、結婚式に出席した時も和装の女の子が途中で気分が悪くなり退場し、年配の親族組が口々に「着物の締め付けのせいね」と言っていました。大人でもお腹を締め付ければ苦しいし、気分が悪くなるんです。ウエストゴムで赤ちゃんを締め付ければ、苦しくて泣くのは当たり前ですよね。

5.眠るときは上向き寝

上向きに寝かせる。横向きや俯せの場合、下側の鼻が詰まるため、口呼吸になります。

引用:http://nishihara-world.jp/2015wp/baby/01_ikuji/

うつ伏せ寝は呼吸ができないため、顔を横に向け、顔が横に向くと、筋肉の連鎖で足を曲げてしまいます。これは骨盤の歪みや背骨の歪みにつながります。

引用:http://nishihara-world.jp/2015wp/baby/01_ikuji/

 これを実践するのが実は一番難しいかもしれません。娘に限らず、どこのお子さんも寝ている間に寝返りしてころころと転がっているのではないでしょうか。正直、仰向けのまま一晩中寝ていることって今まで無いです。うつ伏せで寝ている時は、気づいた時には仰向け寝になるように抱きかかえて向きを整えています。横向きの場合は、いつも同じ向きになっていないかを気にかけるようにしています。また、寝ているあいだに口呼吸になっていないか時折確認しています。

6.おしゃぶりを活用

 鼻呼吸を身につけるためには、「おしゃぶり」をすることが一番です。おしゃぶりをすれば口がふさがれて口呼吸できないわけですから、自然と鼻で呼吸するようになります。ただし、鼻の通りの確認が必要です。ことばを覚えるような年齢になっても子どもにおしゃぶりを与えておけば、鼻呼吸の習慣を忘れることはありません。また、おしゃぶりをくわえていると、赤ちゃんは舌を盛んに動かしますから、顎の筋肉も同時に動いて顎も歯列も発達します。脳は筋肉を動かすシステムですから、当然おしゃぶりを吸う吸啜運動で血行が良くなり脳が急激に発達します。同時に横隔膜も刺激されて正しい鼻呼吸がさらに促進されるという効果もあります。鼻翼と横隔膜を動かして呼吸すると、副交感神経がゆったりとして、おとなしく満足しながら眠ります。また、おしゃぶりで吸啜運動を続けていると、これがやがて2歳半で食べ物を食べる時に噛んで食べる咀嚼運動に移行します。

引用:http://nishihara-world.jp/2015wp/baby/01_ikuji/ 

 娘はおしゃぶりを受け付けなかったために実践できていません。せめて粉ミルクを飲むときだけでも鼻呼吸になるようにと哺乳瓶で飲ませるようにしています。今の所、日中も鼻呼吸がメインになっているようです。

7.ハイハイを省いて早く歩かせない

赤ちゃんは血圧が30で生まれてきます。首をぐっと持ち上げることで頸洞が鍛えられ、徐々に血圧が上がり60になったころ歩き始めます。住宅事情から周りに家具などが多く、すぐに伝い歩きを始める赤ちゃんが多いようですが、O脚になったり、十分血圧が上がらないうちに歩き始めると、小学生になったころ貧血でよく倒れる子供になりますから、十分ハイハイをさせましょう。ハイハイは、頸洞など大切な器官の発達に大変重要なのです。赤ちゃんの成長には飛び級や近道はありません。

引用:http://nishihara-world.jp/2015wp/baby/01_ikuji/

 我が家には折りたたみ式のトンネルがあります。お友達が遊びに来た時などは、これが大活躍です。これで遊ぶにはハイハイでくぐらなければならないので、2歳半の娘もお友達と一緒にハイハイをしながらトンネルで追いかけっこをしています。早い時期から伝え歩きに移行している赤ちゃんにもこのトンネル遊びはおすすめです。雨の日や寒くて公園に行けない日の運動不足解消にも使えます。

あとがき

 西原式育児の真髄は、「赤ちゃんの様子をよく観察せよ」というとてもシンプルなことだと私は思っています。便の様子や色を見る、肌に触れて冷えていないか確かめる、鼻で呼吸できているか意識する。考えてみるとごくごく当たり前のことです。ベビーフードやベビー用品の宣伝ばかりで出来上がったような育児雑誌や母子手帳の早すぎる離乳食スケジュールに惑わされて、このごく当たり前のことを気にかけられるお母さんが一昔前よりも減ってしまっているのではないでしょうか。西原式育児は、赤ちゃんの健康と成長を第一に考え、さらに赤ちゃんの機嫌が悪くなるような要素を排除していきます。西原式育児を通して、目の前の赤ちゃんの様子をしっかりと観察し、赤ちゃんに負担のかかならい育児ができるお母さんが増えることを願っています。