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スタートが肝心!矯正箸に頼らない幼児の【お箸デビュー】のおはなし。

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最近ではいろんなメーカーからサポート箸やしつけ箸といった矯正箸が売られていますよね。100円ショップでも簡単に手に入るくらいなので、「子供のお箸デビュー=(イコール)矯正箸」と思っている親御さんも少なからずいるかもしれません。

 

しかし、「矯正箸って本当にいいの?」と疑問に思う人も中にはいるでしょう。今日は、我が家のお箸のおはなしをさせていただこうと思います。

 

(便宜上、この記事においてはサポート箸やしつけ箸などを総称して「矯正箸」と呼ばせていただきます。)

はじめに

まずは、娘、3歳7ヶ月の箸さばきをご覧ください。

 

なめこを箸で・・・ 掴めました〜。

 

ポイントは、さしたりすくったりではなく、きちんとお箸を開閉してつかめているところ。なめこなんて滑るだろうに、よくつかめたなと驚きました。人参、大根、わかめもお箸でしっかり掴んで食べられます。

 

娘は3歳2ヶ月でお箸デビューをしました。その際、娘には矯正箸ではなく、初めから普通の二本のお箸を与えました。娘のお箸デビューの経緯を振り返ってご紹介させていただきます。

矯正箸、本当に必要?

矯正箸は上手に使えていたのに、いざ普通のお箸に変えてみたら全然使えずにゼロからまたやり直しだった

矯正箸に慣れてしまい、普通の箸を嫌がって使ってくれない

矯正箸の使用が禁止されている保育園や幼稚園もある

 

私は上記のように、矯正箸がよくない例を友人の先輩ママたちから聞いていました。

 

そんなこともあり、我が家では矯正箸は絶対に使わないようにしよう!と娘がまだ離乳食を食べ始める前からなんとなく考えていました。そもそも私自身が幼かった頃には矯正箸なんて使っていなかったので、はじめから矯正箸には懐疑的な部分もありました。

 

 

娘の成長に伴い娘がお箸に興味を持ち出した頃に、ちょうどこんな記事をみかけました。(クリックで外部ページにジャンプします。)

 

矯正箸・しつけ箸を与えないで! : 横浜 ☆ 幼児教室 どんぐりひろば

 

もともと「矯正箸なんとなく反対派」だった私でしたが、この記事を読んで、矯正箸のよくない部分がはっきりとわかり、「矯正箸断固反対派」への決心が固まりました。

 

子供がその場しのぎの親の便利さに振り回されるなんて、本当に気の毒ですよね。

お箸デビューはいつから?

保育園や幼稚園に入っていると、年少さんや年中さんからお箸を持ってくるように先生から指導をされることもあるようですね。そもそも、お箸デビューは何歳頃からがいいのでしょうか。

 

お箸デビューには適したタイミングがあるようです。なんでもかんでも早ければいいというわけではないんですね。

 

スプーンやフォークをグーで持って食べている状態では、お箸デビューはまだまだ先です。まずは、スプーンやフォークを鉛筆持ちで上手に食べられるようになること。さらに、お箸に興味を持ち出すようになってからがお箸の始めどきのようです。

 

子供によってお箸に興味を持ち始めるタイミングはそれぞれだと思いますが、娘の場合は、3歳になる前から大人の真似をしてお箸を使いたがっていました。外食のたびに割り箸に興味を持つので、しばらくのあいだ割り箸を自由に使わせていました。しかし、きちんと持ち方を教えたわけではなかったので、そのまま変な持ち癖がついてしまうのもなんだなと思い、娘用のお箸を購入することにしました。我が家では、娘、3歳2ヶ月でのお箸デビューとなりました。

 

<お箸を始めるタイミング>

・スプーンやフォークが鉛筆持ちで使えるようになってから

・さらに、お箸に興味を持ち出してから

我が家流お箸デビュー!

子供用のお箸といっても、たくさんありすぎて何を選べばいいか迷ってしまいます。そんななかで私が娘のお箸デビューに選んだお箸がこちらです。

決め手は、

・天然竹

・滑り止め加工

・年齢ごとに手の大きさに合ったサイズを選べる

・六角形や重心の位置など、持ちやすさへのこだわりや工夫が満載!

 

というとこで、こちらの3歳用を自宅用と外出用に2膳購入しました。娘、my箸に大喜びです!

我が家流お箸の練習の進め方 

私自身、なんとなくお箸は使えてはいるものの、人に持ち方を教えたことなんてありませんでした。いざ教えるとなるとどこから始めていいのかわからなかったので、まずは、こちらの動画をもとに私自身がお箸の持ち方を復習しました。


お箸の正しい持ち方 練習用動画 箸専門店 箸久

 

ほうほう。

 

この動画を元に、娘にもまずはお箸を一本で持って数字の「1」を書く練習からはじめました。

 

でも、3歳児なんでね。なかなかこちらの思うようになんてやってはくれないもんです。「い〜ち〜、い〜ち〜」なんて言いながら隣りで手本を見せながら一緒にやるんですが、「い〜ち〜」と言うこと自体が楽しくなってしまってそのまま踊りだしたりとか。まあ、気長にやるしかありません。

 

い〜ち〜の練習もほどほどに、いざお箸を二本で持たせてみると、当たり前ですがもうめっちゃくちゃです。しかし、こればっかりは慣れなので、やっていくしかありません。

 

いざご飯を目の前にすると、オリジナリティー溢れる持ち方が出るわ出るわ。笑 もうね、見ているこちらとしては本当に歯がゆいです。「なんでできないのよ!!」なんて言いたくなる気持ちをおさえるのに必死でした。

▲お箸デビュー初日です。努力は認めるけど・・・人差し指が浮いちゃってます。箸先もクロスしちゃってるし。

▲同じ日。そもそもだめなやつ。笑

なかなか上達しない・・・そんな時は子供の気持ちになって考えてみる!

子どもにお箸の持ち方を教える際には、「自分が上手にお箸を持てなかった頃」を思い出してみるのもひとつの有効な手です。

 

おすすめな方法が、利き手と逆の手でお箸を持ってみることです。私は右利きなので左手でお箸を使ってみました。ああ、娘の不器用な手の動きとなんとなく似ている。笑 このように、出来ないのが当たり前の状況に自分の身をおいてみることで、「なんでできないのよ!!」なんて子どもに毒づくこともなくなるかと思います。できないものはできないんです。

 

その上で、どうしたらちゃんと持てるようになるかを自分なりに見出していくのです。

 

私の場合、さきほどご紹介した「矯正箸・しつけ箸を与えないで! : 横浜 ☆ 幼児教室 どんぐりひろば」の記事に書いてあった、「人差し指とお箸を輪ゴムで固定して」という文面を参考に、ゴムを用いて左手でお箸の練習をしてみました。

用意したもの

◯箸

◯ゴム(髪の毛を結ぶ用のもの)

 

箸と指を固定するゴムの位置は、何も参考にするものがなかったので自分の左手で色々と試してみました。その結果、私なりに感じたやりやすさでは、人差し指の第一関節の下あたりをゴムで固定するのがよかったです。

ゴムも、輪ゴムを何重かにして使うより、きちんと指の大きさに合ったサイズのゴムを用意しておく方が断然やりやすかったです。ゴムの輪の大きさが少し違うだけでもやりやすさが全然変わってくるので、ぜひ、ご自身の手で試行錯誤をしてみてください。

▲私は、このくらいの位置をゴムで固定するのがやりやすかったです。(人差し指の第一関節の下あたり。)

▲ゴムの位置が人差し指の根元付近だと、指とお箸はしっかり固定されるものの、開閉がしずらかったです。

▲お箸デビュー初日の食後のデザートです。(ちなみに桃です。)お箸デビューからわずか30分たらずですが、ゴムで固定されるだけで、あっという間に理想的なポジションになりました。(これは私の試行錯誤前。ゴムが少し大きくて、人差し指の根元をゴムで固定してしまっています。その後、より小さめのサイズでゴムを作り直し、人差し指の第一関節の下あたりを固定するように修正しました。)

 

当たり前ですが、お箸の開閉はまだまだ難しくて、すくったりさしたりという使い方でした。でも、まずはこれでお箸を持つ形に慣れてもらえば十分かなと。

 

ゴムのサイズ感や位置は、親御さんが利き手と逆の手で実際にやってみて、やりやすいと感じる方法を探ってみてください。

▲お箸デビューの翌日です。ゴムなしでもなんとなくサマになってきたような?でも、まだまだすくったりさしたりという食べ方がメインです。

スプーンも横においてありますが、憧れのmyお箸が嬉しくて自分の意思でお箸を使っています。

ゴムも、つけるかつけないかは娘の意思に任せていました。ちなみにですが、私がゴムを使わないで横で普通に食べていると、当然、じゃあ自分もとゴムをつけるのを嫌がりました。

でも、おしゃれに興味を持ち出す時期だったので、ゴムを指輪にたとえて、「指輪しよ〜よ〜素敵だよ☆」と誘ってみると機嫌よくゴムを使ったりしていました。

▲コレ、食べかけでちょっと見た目はアレですが、お箸初心者さんの練習にとってもおすすめです。ミックスビーンズをサツマイモと一緒に煮たものです。「栗きんとん」ならぬ、「豆きんとん」とでも言いましょうか。芋のねとねと感が、お豆をお箸でつまむのを補助してくれます。娘も熱中してお箸で一粒一粒食べていました。

味付けは塩をほんの一振りしただけですが、自然の甘みがぐっと引き立って美味しいです。焼き芋なんかを使うとより甘みも増して、もはやスイーツ感覚で味わえます。

お箸を与える前に、ルール決めも大事。

話は逸れますが、娘はハサミにも興味を持つのが早かったので、2歳ですでにハサミを使っていました。しかし、ハサミを使わせる代わりにちょっとしたルールを決めていました。それが、「ちゃんとした持ち方で切ること」。

 

「ハサミはこうやって持つんだよね。違う持ち方をするならハサミはおしまいにしようね。」とハサミを渡す前に言ってから渡していました。しばらくして自分なりの違う持ち方で切っていたら、「違うよね、こうやって持つんだよね。」と、その場で教え、それでも違う持ち方で切るようだったらその日はハサミを使うのはおしまい、というようにしていました。私の中でのポイントは、「渡す前にちゃんとルールを示す」ということでした。

 

お箸の場合でもそのルールを持ち出して、お箸を渡す前に「お箸はこうやって持つんだよね。違う持ち方がいいなら、今日はやめてお箸はまた今度にしようね。ハサミといっしょで、ちゃんとした持ち方ができるようになってから使うんだよ。」と娘に言ってからお箸を渡すようにしました。そのためか、グー持ちをすることはあまりありませんでした。

 

もともと娘はお箸を使うことに憧れがあったので、「ちゃんとした持ち方で使おう」という意気込みがあったから有効な方法だったのかもしれませんが。

娘のお箸デビューを振り返る

娘の場合は、六角知能箸とゴムの補助のおかげでお箸デビューからいいスタートが切れたと思います。

 

お箸を使っている4歳や5歳の子たちと食事をする機会も日々あったので、「自分もお箸を使いたい!」という娘のやる気があったのが何より良かったのかなと思います。

 

結果的に、ゴムを使ったのは最初の1ヶ月くらいで、それも気まぐれに使ったり使わなかったりという感じでした。それでも、指の位置や動かし方の補助としては大活躍してくれたんじゃないかなと思います。

 

 

娘のお箸デビューから5ヶ月がたち、気づけばそれなりにお箸を使えるようになっていました。

 

とはいえ、途中で2ヶ月くらい一切お箸を使っていない時期もありました。それでもこちらは気にせず、毎回娘のお箸、スプーン、フォークを食卓に並べていました。

 

しばらくお箸を使わなかったのである日スプーンとフォークだけを出したら、「ママー!お箸がないんだけどー!」と言われ、まさかの催促。笑 「え、しばらく使ってなかったからもう使わないでいいのかなと思っちゃったよ。」と言うと、「使うんだもーん」と娘。それからまたお箸を使い出すようになりました。お箸が使いこなせるようになってきた今でも毎回スプーンとフォークも食卓に置き、娘の使いたいようにやらせています。

 

娘のようにお箸デビューをしても、気まぐれにお箸を一切使わなくなる時期もあるかもしれませんが、無理強いするよりは、またやる気の出てくる時期を待って再開すればいいのかなと思います。 

 

矯正箸、使わなくったって大丈夫ですよ〜!気長に気長にやりましょう。