アメリカ(ハワイ)で現地購入したおむつ「Huggies - Stage4(10-17kg)」、「Seventh Generation - Stage4(10-15kg)」と日本から持って行った「マミーポコ テープタイプLサイズ(9-14kg)」をそれぞれ比較・検証していきたいと思います。
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それぞれのおむつの特徴
比較に入る前に、まず、それぞれのおむつの特徴をまとめていきます。
マミーポコ テープ
- 日本のおむつの中ではとても安価です。マミーポコはパンツタイプの方が主流で人気があるようですが、我が家ではテープタイプ推しです。テープタイプに関して言えば、安かろう悪かろうというわけでもなく、高級おむつにひけをとらないクオリティだと感じています。⇨高級おむつ(パンパースはじめての肌へのいちばん)との比較はこちらをどうぞ
- ハワイにはそもそもパンツタイプのおむつがあまりないです。旅行前にテープに慣れておくのもひとつの手です。
Huggies(ハギーズ)
- アメリカのおむつ2大ブランドのうちのひとつです。無香料。(もうひとつは、言わずと知れたパンパースです!アメリカのパンパースは日本のものとは紙質もかなり違い、香料もついています。買う前に注意してくださいね。)
- Huggiesは主流ラインなだけあって、ハワイではABCストアに置いてあることもあります。いざというときにも手に入りやすいおむつです。
- アメリカでは、パンツタイプとなるとトレーニングパンツばかりになってしまうのですが、Huggiesにはパンツタイプのおむつのラインナップもあります。少し大きめのスーパーやドラッグストアにはこのパンツタイプ(Pull-Up)も置いてあります。(ワイキキのフードパントリーにはありましたよ!)どうしてもパンツタイプがいい!という場合は、このHuggiesのPull-Upタイプ一択になるかと思います。
- Huggiesには4つのラインナップがあり、Little Snugglers⇨肌当たりの良さが売り、Little Movers⇨フィット感が売り、Snug&Dry⇨吸収力と安さが売り、Little Movers Slip On Diaper Pants⇨パンツ型オムツ、といった特徴があります。今回比較に使ったのは、このうち、最も安価なSnug&Dryです。
Seventh Generation(セブンスジェネレーション)
- エコフレンドリーで、敏感肌の赤ちゃんにも優しい。エコ/ナチュラル志向・オーガニック志向のママに受けて、北米で人気のおむつです。
- コットンのような手触りが売り。
- 赤ちゃんを有害な化学物質から守るために無漂白にこだわり、安心・安全に使えるよう研究された製品。人体に有害な塩素漂白剤・石油・重金属・高分子吸収剤・香料・着色料を一切含まない。
- おむつの絵柄のインクにもこだわり、鉛やその他の重金属を一切含まない。
- Seventh Generationには、オムツ以外にも環境と体に優しい家庭用エコ洗剤や紙製品といったラインナップが多数あり、おしり拭きも赤ちゃんの肌に優しいと人気。
それぞれの特徴をおさえたところで、早速比較していきます。
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サイズ感
▽前面。左から、マミーポコ、Huggies、Seventh Generation
▽後面
平置きの状態で計測。それぞれタテ×ヨコ
マミーポコ 20.5cm×14cm
Huggies 20cm×12cm
Seventh Generation 21×12cm
それぞれの最大適応体重は、マミーポコ-14kg、Huggies-17kg、Seventh Generation-15kgですが、マミーポコが一番大きいサイズ感という結果に。
▽厚みを検証
写真ではわかりづらいですが、マミーポコとHuggiesが同じくらいで、Seventh Generationが一番薄いです。しかし、そもそもテープタイプはパンツタイプに比べればどれも薄くてコンパクトなので、全く気になりません。
▽広げてみます。
横幅も計っていきます。(縦の長さはどれも同じくらいでした。)
▽マミーポコ、21cm
▽Huggies、20cm
▽Seventh Generation、18cm
広げた状態でも、やはりマミーポコが一番大きいという結果に。
紙質・手触り
紙質の柔らかさ=マミーポコ>Seventh Generation>Huggies
Seventh Generationはコットンのような肌触りが売りではありますが、やはり日本の製品と比べてしまうと、マミーポコの方が格段にやわらかく感じました。Huggiesが一番紙っぽくゴワついた印象。
しかし、高分子吸収剤が不使用であったり無漂白であることなどから言えば、赤ちゃんの肌にとって一番優しいのはSeventh Generationで間違いないと言えます。紙質がやわらかければいい、ということでもないのですね。
ウエストの伸び
▽マミーポコ、ウエスト
腰の青い部分だけが伸びます。テープのあるサイドの部分は伸びません。
▽Huggies、ウエスト
腰の部分の伸びもよく、テープ横のサイドの部分も伸びます。
▽Seventh Generation、ウエスト
腰の部分の伸びは少しだけですが、その分テープ横のサイドの部分が蛇腹になっていてよく伸びます。
一応比較してはみましたが、もともとテープタイプは赤ちゃんのお腹周りに合わせてテープを装着することができるので、パンツタイプほどウエストの伸びは気にしなくても大丈夫なのかなと思います。
横漏れする?
どれもしっかりとしたギャザーがついているので、使用中に横漏れをすることはありませんでした。2歳3ヶ月の娘はゆるゆるうんちではないので、低月齢のゆるゆるうんちの後ろ漏れに関しては検証できていません。
Seventh Generationが高分子吸収剤不使用なため、長時間の使用に耐えられるのか不安な部分もありましたが、娘は一晩中使用しても漏れませんでした。
かぶれる?
それぞれのおむつを日中も夜間もつけましたが、娘に関して言えばかぶれるなどの肌のトラブルは起こりませんでした。娘が1歳4ヶ月の時にもHuggiesを使いましたが、その時もトラブルはありませんでした。
その他
マミーポコ、Huggiesには"おしっこお知らせライン"がありますが、Seventh Generationにはありません。それでも、Seventh Generationは高分子吸収剤を使用していないせいか、おしっこをするとその瞬間に臭ってくる感じがするので、ニオイで気づくという感じです。
また、マミーポコにはお腹周りのデザインに左右対称に①②③と数字が書かれていておむつのテープを留める際の目印になりますが、Huggies、Seventh Generationには数字の表記がありません。Huggiesはデザイン的に縦ラインが入っているのでまだ目印になるのですが、Seventh Generationは不規則な模様なので、ちゃんと左右対称にテープが留められているかわかりづらかったです。逆に、日本で当たり前に数字が書かれているものを使っていましたが、意外にも今までそれを目印として頼りにしていたのだな、と数字マークの便利さを改めて実感しました。
総評
日本のおむつは性能がいいので、海外のおむつでかぶれてしまうのではないか、と赤ちゃんを連れての海外旅行ではみなさん心配になるのではないかと思います。日本では安価なマミーポコでさえ、Huggies、Seventh Generationより格段に手触りはよかったです。しかし、ひとつの指標として、日本でマミーポコを問題なく使えているお子さんであれば、アメリカのHuggiesも問題なく使えるのではないかと思います。逆に、マミーポコでかぶれた経験のあるお子さんでしたら、日本から普段使い慣れているものを日数分用意して行くのが賢明でしょう。ちなみにですが、娘が1歳4ヶ月だった時は、夜など長時間使用する時は使い慣れた日本のもの、昼間頻繁に替えられる時はHuggiesを、というふうに最初のうちは使い分けていました。
Seventh Generationに関して言えば、このように無漂白で高分子吸収剤も含まないような赤ちゃんにとって優しいおむつは日本では手に入りません。※1 紙質や手触りだけではなく、そもそもの素材のよさからこのようなエコ・ナチュラル志向なおむつを試してみるというのも旅の楽しみの一つになるのではないかと思います。
また、普段は赤ちゃんの肌への負担を考えて布おむつを利用している人でも、旅行中に布おむつを使い続けるのは大変なことだと思います。普段は布おむつだけど旅行中だけ紙おむつに、でも赤ちゃんには限りなく優しいものを使いたい、という方にはぜひSeventh Generationのおむつをおすすめしたいです。おむつだけではなく、おしり拭きも赤ちゃんにとって優しい成分でできているので、Seventh Generationのおしりふきは、赤ちゃん持ちのママへのお土産にもオススメですよ!
--- おまけ --- どうする?余ったおむつ
もし旅先で購入したおむつが余ってしまったら、もちろんそのまま現地に廃棄してきてもいいのですが、まわりに近々ハワイ旅行の予定がある方はいませんか?ハワイなどアメリカへ旅行する予定のある赤ちゃんがいる家庭にお土産と一緒に余ったおむつをおすそ分けしてあげると、前もって肌トラブルが起きないか試すことができるので、とても重宝されますよ!
以前は、メルカリでお試し用としておむつを出品することができましたが、メルカリの規約上、現在は開封済みのおむつは衛生さを保てない可能性があるために出品ができなくなっています。お気を付けください。
※1 補足
日本では生理用品や紙おむつは漂白処理されたものしか売ってはいけないことになっているので、無漂白のものを購入することができません。
一応インターネットで輸入品のSeventh Generationのおむつを入手することも出来ますが、高いです。
閲覧ありがとうございました^^
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