大韓航空(KOREAN AIR)ビジネスクラスを利用し、娘2歳3ヶ月を連れてハワイ旅行に行ってきました。ビジネスクラス搭乗者が利用できる成田空港内KALラウンジや飛行機内でのビジネスクラスシートと機内食、アメニティについて、【行き】の様子を子連れ目線でレポートしていきます。
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旅程と機材
旅程:
成田(21:20発)→ホノルル(9:45現地時刻着)
搭乗便KE1
機材:
エアバス330-300 (276席タイプ)
まずはチェックイン!
大韓航空のチェックインカウンターにてスーツケース等受託手荷物を預けます。インターネットでの予約の場合は、予約番号をすぐに出せるようにしておきましょう。予約番号さえわかればスマホのスクリーンショットでも大丈夫です。
ここでスーツケースと共にベビーカーを預けることもできますが、預けない場合は搭乗ゲート間際までご自身のベビーカーを使うことができます。
大韓航空ビジネスクラス利用者は、成田空港第一ターミナル内のKALラウンジが利用できます。ラウンジは、出国審査を終えたあと、大韓航空出発ゲート(飛行機に乗る直前に待つところ)の近くにあります。チェックインの際にチェックインカウンターで簡単なマップをくれて、行き方を詳しく説明してくれますのでご安心を。
保安検査所を通る際にも、ビジネスクラス利用者であれば「GOLD LANE」という優先レーンを通ることができます。長蛇の列に並ぶ必要がないので子連れの身には大変ありがたいです。
KALラウンジ(成田空港)
座席
基本的に、小さなテーブル1つに椅子が2脚の2人掛けのテーブル配置です。私、オット、子供の3人で使うために隣のテーブルから椅子を拝借しました。ソファー席はなく、ゆったり座ってリラックスができるような雰囲気ではありませんでした。また、空席は多いのに、前の人が使ったカップやゴミがそのままテーブルの上に置きっぱなしな席も多く、掃除が行き届いていない印象でした。
トイレ
ラウンジ内にトイレがありますが、シャワールームはありませんでした。ユニバーサルトイレ内にはオムツ替え台もありました。しかし、いまだかつてないほど設置位置が高い!!身長162cmの私のアンダーバストの位置ぐらいにオムツ替え台があり、背伸びしてオムツ替えをしました。私より背の低い方は要注意です!
歯ブラシなどのアメニティの用意は特にありませんでした。
(そして、このようにちょいちょい散らかっている。日系の空港ラウンジとの違いを感じます。)
KALラウンジ内の食事
非常にシンプルで、フルーツやホットミールは用意されていませんでした。サクララウンジなど日系のラウンジに慣れている方には非常に物足りない内容といえます。チャイナエアラウンジの方がまだ充実していると感じるほどでした。ラウンジでの食事は期待できないので、ラウンジに行く前にお食事を済ませて行くことをおすすめします。
細かくみていきます。
△トマトジュース、りんごジュース、ミネラルウォーター、ドリンクサーバー、コーヒーマシーン。あと、写ってませんが緑茶と紅茶のティーバッグがありました。
△お酒各種、キリンビール
△お酒は皆目わからないのでとりあえず写真でm(_ _)m
△クラッカー各種
△デニッシュ類(シナモンロールやクロワッサン、クリームデニッシュ等)、柿の種
△おにぎり各種(昆布、高菜、とりそぼろ、明太子、ツナマヨ、うめ)
△きつねうどん、わかめラーメン、シーフードヌードル、とうふみそ汁
△ジュースのケースの一番下にベビーチーズ。
と、かなり寂しい内容でした^^;
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搭乗ゲートへ
そろそろ搭乗の時間かな?と思っていると、搭乗時間が遅れる旨のアナウンスが。ラウンジ内で新しい搭乗時間も教えてくれるので、安心してそれまでゆっくり過ごせます。
さて、搭乗ゲートに向かいます。KALラウンジは搭乗ゲートの目の前なので、移動も少なく助かります。受託手荷物でベビーカーを預けなかった場合は、搭乗ゲート(飛行機に乗る直前)でベビーカーを預けることになります。搭乗ゲートで預ける際に、飛行機から降りたあとすぐに現地ゲート付近でベビーカーを受け取るか、Baggage Claim・バゲージクレーム(スーツケースが流れてくるレーン)で受け取るかどうか聞かれます。以前、シンガポールに行った際に現地のゲート付近でベビーカーを受け取ったことがあるのですが、その時はなかなかベビーカーが出て来ず、ビジネスクラスの客が降り、エコノミークラスの客も全員降り、しばらく待って本当にここで待っているのがあっているか疑問に思っていると、一番最後に、それも乗っていた飛行機のクルー達と一緒に私たちのベビーカーが出てきました。あの待ち方はエグかった。いつ出てくるのかわからないので場所を離れるわけにもいかないしで、大変やきもきしました。そして、そのあとに待ち受ける入国審査の長蛇の列。。。ビジネスクラスなのに一番最後って、、、とても悲しかったです。これはかなり運が悪かっただけかもしれませんが、こんなこともあるよ、とご参考までに。
ビジネスクラス機内シートとアメニティ
△KOREAN AIRのターコイズカラー。
△足元広々!
△肘掛部分にUSBケーブル端子とイヤホンジャック端子
△もちろん、スリッパもあります。
△唯一あった座席をリクライニングさせている画像なのですが、これは中途半端な角度で、本当はもっと倒れます。完全にリクライニングさせるとフルフラットシートになるのですが、床に対して水平に180度になるわけではなく、頭より足の方が若干下がるようなかたちで傾斜がある状態で180度になります。
△アメニティポーチと中身(歯ブラシ、アイマスク、ヘアブラシ、靴べら、リップバーム、アイジェル、フェイスクリーム)
そう言えば、大抵どこの航空会社アメニティポーチにも入っている耳栓が入っていませんね。いつも使わないのでいいのですが。
△ウォータースプレー。柑橘系の香りがします。乾燥した機内で肌がパリッパリになっている時に嬉しい一品です。水平飛行になると客室乗務員さんから配られます。
△トイレ内アメニティ。(ハンドクリーム、マウスウォッシュ、髭剃り)
△トイレ内アメニティ。(固定の液体ハンドソープ)
△子連れにくれます。袋をあけるとペンギンがブランケットを背負っているという謎のシチュエーション。このペンギン、全っ然可愛くないんですが、娘の大のお気に入りに。今回の旅行中、ホテル内はもちろん、更にはワイキキの街中でも、このペンギンを連れて歩いてました^^;
どうせ帰りの飛行機でももらえるだろうとホテルの部屋に置いてきたのですが、帰りは塗り絵セットでした。。。
機内食
「大韓航空は食事が美味しい!」と聞いていたので、食事が楽しみの一つでもありました。大韓航空はチャイルドミールも選択肢が多く評判です。2〜11歳の子供は、ハンバーガー、ピザ、スパゲッティー、ホットドッグの中から選べます。しかし、西原式離乳食を取り入れ、小麦もできるだけ避けたい我が家にとってはどれもポイズンな内容なので、チャイルドミールはスルー。娘にも大人の料理をオーダーし、食べられそうなものだけ与えました。
西原式についてはこちら。
▶︎イライラしない!機嫌の良い赤ちゃんに育つ西原式育児のキホン《7ケ条》(1) - YOROZU KOSODATE
機内でのベビーフードやチャイルドミールについて詳しく知りたい方は大韓航空HPへどうぞ。
【夕食】機内食メニュー <成田ーホノルル間>
この日の夕食は、22:15頃からでした。夕食の時間は、水平飛行になって落ち着いてからなので、その日によって多少前後すると思います。
メインは、私用にビビンパ(これが美味しいとの評判を聞いた)と、娘用にうなぎの蒲焼をお願いしました。
△食前酒とオードブル。お酒を飲まないのでお酒のレポートができないのが残念ではありますが。トマトとセロリの葉っぱを娘にあげました。セロリを食べたのは初めてだったのですが、本人的にはすごく美味しかったようです。わからないものですね。
△前菜ーまぐろのタルタル(ビビンパとパスタを選んだ人の前菜)
△前菜ーお寿司(うなぎを選んだ人の前菜)
それにしても、前菜でお寿司って。笑 炭水化物感が半端ない。娘には巻き寿司の中のインゲンだけあげました。
△ビビンパについてくるごま油(左)とコチュジャン(右)
これでビビンパを好みの味に整えます。
△美味しいと話題のビビンパでしたが、、、前評判が高すぎたようで、期待しすぎました。うなぎの蒲焼の方が美味しかったな。。。ビビンパとして混ぜる前に、このご飯を娘に取り分けてあげました。あと、もやしの豆の部分(やけに気に入ってた)ときゅうりもあげました。
ここでひとつ注意したいことが。ビジネスクラスなので綺麗に器に盛られて食事が出てくるのですが、所詮、飛行機の食事です。ご飯はレトルトパックのものを器に移し替えただけです。レトルトパックのご飯には保存料が添加されているので、離乳食期の赤ちゃんには本当は避けたいところです。保存料が気になる方は、食べ慣れたベビーフードをご持参くださいね!
▶︎赤ちゃん連れ旅行に便利な無添加・オーガニック系ベビーフードまとめ - YOROZU KOSODATE
ちなみにですが、、、うなぎの蒲焼と味噌汁の写真を完全に撮り忘れていましたっ!
内容としては、ご飯の上に錦糸卵、その上にうなぎの蒲焼が乗っかっていて、うな重という感じの盛り付けでした。うなぎはふっくら美味しかったです。その横に、大根と人参としいたけとエンドウとふきの煮物が添えてありました。人参と大根、エンドウを娘にあげました。普段野菜は塩茹でのものしか食べていないので、甘塩っぱい味付けの煮物に娘大興奮!
△チーズの盛り合わせ。ごめんなさい、チーズ食べかけかな、、、これにクラッカーもつくのですが、いらなかったのでもらいませんでした。
△アーモンドクリームチョコレートケーキとアイス。「ケーキとアイス、どっちにする?」と聞かれますが、both of themとか言えば、アイスもケーキも両方もらえます。アイスはハーゲンダッツのバニラかイチゴを選べます。
西原式では体温以下の食事はご法度です^^; デザートは、お味見程度に私だけいただきました。
【リフレッシュメント&朝食】機内食メニュー <成田ーホノルル間>
△リフレッシュメントのラーメンは、お願いすると持ってきてもらえます。就寝のために真っ暗になっている機内の中で、自分の席だけライトアップさせて食べる形になります。ほとんど皆さん眠ったり映画を見たりしており、私の席の周りではお一人が召し上がられていただけでした。
コンチネンタルブレックファーストは、日本時間の3:25頃(現地時間の朝8:25)でした。この時間も日によって多少前後するとは思いますので、目安程度で。
△コンチネンタルブレックファスト
マフィン、ヨーグルト、フルーツ各種。マフィンのほか、クロワッサンやデニッシュもあります。
またつまらないことを言うようですが、お子さんも大好きであろうカットフルーツ。これは、長時間のフライトに耐え、且つ、カットされたままの状態で変色もしません、、、そうです、残念ながら何かしらの保存料がぶっかかってます。変色防止にレモン汁…なんて気の利いたことをしてくれているはずもありませんし、もちろんその場で客室乗務員が切ってくれている訳でもないです。気にならない方はお気になさらずでいいのですが、自然派ママはお気をつけくださいね。やっぱり、切りたてのフルーツとは違う「何か」の味がします。これは大韓航空に限らずどこの航空会社も共通です。
と、まあ、こんなことばかり言っていると、せっかくのお食事がつまらなくなってしまいますね。失礼いたしました^^;
まとめ
大韓航空ビジネスクラスは、空港ラウンジの内容には寂しさを覚えつつも、機内はフルフラットシートでとても過ごしやすかったです。機内食も、自分の期待が高まりすぎていただけで、それがなかったら満足の内容だったと思います。(とは言え、依然うなぎの蒲焼きがおすすめ!)途中から西原式だとか添加物だとか話がそれてしまう部分があり、大変失礼いたしました^^;
【帰国便】のホノルル空港内の大韓航空ラウンジや<ハワイー成田間>の飛行機での機内食についてはこちらの記事にまとめています。
▶︎大韓航空ビジネスクラス(復路)〜子連れハワイ旅行〜 - YOROZU KOSODATE
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