場合によっては一度の利用でも元が取れてしまう年間パスポート。お得にHonolulu Zoo(ホノルル動物園)を楽しみたいですよね。Honolulu Zooの年間パスポートの料金形態や、購入時の注意点などをまとめます。
- ホノルル動物園の一日入場料
- HZS Membershipとは?
- 購入方法
- 年間パスポートの種類
- 【要注意!!】日本からの旅行者は、【追加料金】がかかります!
- 年間パスポートを購入する際の注意点
- 年間パスポートはこんなひとにおすすめです!
ホノルル動物園の一日入場料
年間パスポートの購入について考える前に、そもそも一日の入場料はいくらなのでしょうか。さらっとおさらいしておきましょう。
・大人(13歳以上):$19
・子ども(3〜12歳):$11
・乳幼児(2歳まで):無料
ハワイの物価の上昇に伴って、ホノルル動物園の入場料も年々あがっていきますね。ハワイの物価上昇にはことあるごとに驚かされます。
HZS Membershipとは?
年間パスポートは、「HZS Membership」(HZS=Honolulu Zoo Societyの略)とよばれるメンバーズクラブに入ることで取得できます。
このメンバーズクラブに入ることで、年間パスポートの他にも様々な特典が受けられるようになります。
参照元:https://honoluluzoo.org/honolulu-zoo-members/
・メンバー専用の入場窓口
・一日入場券の割引
・一年間に何度でも入園可
・ニュースレターの購読無料
・場内のギフトショップでの割引適用
・場内のカフェでの割引適用
・ホノルル動物園の教育プログラムでの割引
・早期更新割引(有効期限前に購入した場合)
購入の際に聞いた話では、会員カードの提示でギフトショップやカフェでは10%の割引が適用されるということでした。
一番下の早期更新割引に関しては細かい説明はありませんでしたが、有効期限内に年間パスを更新する場合には、割引料金で更新できるということだと思います。
2つ目の項目の「一日入場券の割引」は、メンバーシップの会員が非会員と一緒に入場する際に、非会員が割引適用で入場券を購入できるということだと思います。
購入方法
メンバーズクラブに入りたい場合(=年間パスポートを購入したい場合)は、通常のチケット売り場ではなく、メンバー専用の窓口に並びます。窓口は3箇所あり、通常のチケット売り場が左と中央の2箇所で、メンバー専用の窓口は右のレーンです。ちなみにですが、ホノルル動物園はメンバーの利用率が高いため、このメンバー専用の窓口が一番混雑していたりもします。笑
▲赤い矢印がメンバー専用窓口です。
年間パスポートの種類
年間パスポートには、5種類あります。
Ground Hornbill:$40
(画像:公式HPより)
Ground Hornbill(ミナミ・ジサイチョウ)という鳥の名前がついたメンバーシップ。
40ドルで大人2人、もしくは大人1人と子ども1人が入場できます。
考察)大人2人の場合でも、大人1人と子ども1人の場合でも、2度の利用で元が取れます。
Chimpanzee Family:$55
(画像:公式HPより)
Chimpanzee Family(チンパンジーの家族)という名前がついたメンバーシップ。
55ドルで大人2人と4人までの子ども(18歳未満)が入場できます。
考察)大人2人と子供4人の家族であれば、1度の利用ですでに元が取れてしまいます。大人2人と子供2人の家族でも計$60になるので1度の利用で元が取れる計算になりますが、ここで一つ注意が必要です。のちに詳しく書きますが、旅行者が年間パスポートを購入する際には旅行者料金なるものが上乗せされるのです!!
Gharial Supporter:$125
(画像:公式HPより)
Gharial Supporter(ガビアル[ワニの一種]の支持者)という名前がついたメンバーシップ。
125ドルで大人2人と6人までの子ども(18歳未満)が入場できます。
さらに、1日入場券6枚がもらえる上、一度の入場につき1人のゲストが入場できます。
考察)1日入場券6枚を同日に使えば、大人2人+子供13人というケースでも1回の利用で元が取れてしまいます。(もちろん大人の人数が増えるほどお得。)
Orangutan Benefactor:$250
(画像:公式HPより)
Orangutan Benefactor(オラウータンの後援者)という名前がついたメンバーシップ。
250ドルで大人2人と6人までの子ども(18歳未満)が入場できます。
さらに、1日入場券8枚がもらえる上、一度の入場につき2人のゲストが入場できます。
考察)1日入場券8枚を同日に使えば、大人6人+子供12人のケースで1回の利用で元が取れてしまいます。(もちろん大人の人数が増えるほどお得。)
Lion Director:$1000
(画像:公式HPより)
Lion Director(ライオンの指導者)という名前がついたメンバーシップ。
1000ドルで大人2人と6人までの子ども(18歳未満)が入場できます。
さらに、1日入場券10枚がもらえる上、一度の入場につき4人のゲストが入場できます。
考察)2家族や3家族などとにかく毎回大勢で来て、更に年間の利用回数が多い場合には元が取れそうです。一旅行者で元をとるのには苦労しそうです。
年間パスポートの料金形態に関する考察まとめ
一般的な核家族であれば、$40や$55のメンバーズクラブを検討されることだと思います。しかし、旅行者が年間パスポートを購入する場合には、以下の注意が必要なのです!
【要注意!!】日本からの旅行者は、【追加料金】がかかります!
事前にHPで料金を確認し、$40のメンバーズクラブに入会するつもりで窓口に行きました。いざ窓口で年間パスポートを購入したい旨を伝えると、「Resident or visitor?(在住者か、旅行者か)」と聞かれました。この時点で嫌な予感。当方ビザなしの旅行者なので、もちろん「Visitor.」と答えます。すると、「じゃあ、$60ね。」と言われました。思わず「What's that?」と聞き返す私。すると、旅行者の場合は追加で$20かかるとのことだったのです。
その情報、HPにも窓口にもどこにも書いてないんですけど。
隅々さがしましたよ、その文言を。やっぱりどこにも書いてない。
でも、まあそう言われてしまったら仕方ないので、言われた通りに$60お支払いしてきました。まあ、3歳の娘と私の計2人の一日入場料が$30するので、2回行けば元がとれる計算です。
▲窓口の料金表。ほらね、どこにも追加の$20のことなんて書いてないでしょ。でも、そもそも「KAMA'AINA MEMBERSHIP」の「KAMA'AINA」というのは「住民」という意味なので、「あなた住民じゃないでしょ」と言われればその通りなんですがね。
※ちなみにですが、Gharial Supporter以上の会員料金($125、$250、$1000)には、visitor料金$20の上乗せはないようです。
年間パスポートを購入する際の注意点
・メンバーズカードの購入には、写真付きの本人確認証(=パスポートや国際免許証)が必要です。(子供の本人確認証は必要なし)
・メンバーズカードを使って入場する際には、本人確認のため、本人確認証(=パスポートや国際免許証)を毎回提示する必要があります。(子供の本人確認証は必要なし)ただし、この場合の本人確認証はコピーでも可だそうです。
・メンバーズカードの購入時に、名前や住所を登録します。
・メンバーズカードには裏面に名前が記載されるため、譲渡は不可です。例えば、大人2人分を夫婦の名義で購入した場合、次に訪れる時に妻と妻の母で入場しようとしても登録の名義が違うため、妻の母は一日入場料(メンバーシップの割引適用後)を支払う必要があります。
・メンバーズカードには有効期限が記載されていないため、マスキングテープなどに期限を記入してカードに直接貼っておくといちいち調べる手間が省けて便利です。(私は同じ要領でESTAの有効期限をマスキングテープに書き、パスポートに貼り付けています。)
年間パスポートはこんなひとにおすすめです!
長期滞在であれば確実に元が取れそうですが、短期の場合はぎりぎり元が取れるかどうかという人も多いはずです。しかし、毎年決まった時期にハワイに訪れている家庭であれば、翌年の旅行の際にも有効期限前のメンバーズカードを利用できる可能性もあります。
そんなに何度も動物園に行くかな・・・という方でも、動物園内には遊具があるので、遊具目当てでホノルル動物園に訪れている家族も少なくはないんですよ!
園内のカフェ(Plantation Cafe)もメニューが豊富です!年間パス提示で割引適用!
△Hibachi Teriyaki Chicken with Pickled Onions and Asian Slaw($12.95)
ご飯の上に照り焼きチキンがのっています。水のペットボトルが1本$4もするのですが、それに比べれば食事は良心的な値段設定のように思います。清算時に、年間パスポートの提示で10%引きになりました。
場合によっては一度の利用でも元が取れてしまう年間パスポートを、ご自身のニーズと照らし合わせて是非検討されてみてくださいね!