こんにちは。
【おねーちゃん】5歳11ヶ月(生後6ヶ月で離乳食を始めるも1歳8ヶ月で途中から西原式に移行&最近砂糖なしをゆるっと解禁しはじめました→詳細はこちらの記事で)と【いもーと】1歳4ヶ月(西原式実践中)の二児の母、YOROZUKOSODATEです。
今回は、おねーちゃんの乳歯が初めて抜けたよ、というお話です。
【トゥースフェアリー】とは?
突然ですが、みなさん、【トゥースフェアリー(Tooth fairy)】ってご存知ですか?
西洋圏では、抜けた乳歯を枕の下に入れて寝ると、歯の妖精(トゥースフェアリー)がやって来てコインと取り換えてくれるのだそうで。
翌朝起きると歯がコインに換わっていて子供たちは大喜び!
というものなのだそう。
・・・ええ、かくいう私は抜けた歯は縁の下やら屋根やらにほんなげて育ちましたよ。
「屋根の上なんかに届くかな・・・!」と幼心にドキドキハラハラしながら投げたもので、それはそれで楽しかったなーと淡い記憶が蘇ってきました。
【トゥースフェアリー方式】に至るまでの葛藤
トゥースフェアリーとやらの存在は大人になってからなんとなく知ったので、自分に子供ができたら【トゥースフェアリー方式】にしようかはたまた日本の伝統文化(←おおげさ。笑)にのっとろうかなんて頭の隅っこで漠然と考えたこともありました。
いざ自分に子供ができて初めて歯がぐらぐらしだしたので、日本生まれ日本育ちのイタリア国籍夫に「ねーねー抜けた歯ってどうしてた?」と聞いてみるも、
「え?フツーに屋根とかに投げてたけど。」
ですって。
夫はばりばりの日本伝統文化に染まって育っていたのでした。笑
話をおねーちゃんに戻すと、現在年長さんのおねーちゃんは、今夏からインターナショナルスクールの1年生になります。
インターナショナルスクールってことは、周りの子たちの家庭は【トゥースフェアリー方式】を取り入れている派が多いんじゃ?!なんておもんばかった私。
「周りの子たちのおうちにはトゥースフェアリーが来て、なんでうちには来てくれないの?」
そんな風にのちのち思わせるのもなんだなーと思い、なんとなく【トゥースフェアリー方式】を取り入れてみようかなと思うに至りました。
そもそも、うちはマンションなので、子供の誤ったスローイングでよそ様のベランダなんぞに抜けた乳歯が転がり込んでしまったら、それこそホラーですよ。笑
歯を拾ったよそ様:「ん?これなんだろう・・・?え?歯???まじか!こわっっ!!」
ね?ホラーでしょ。
【トゥースフェアリー】について学ぶ
【トゥースフェアリー方式】にすると決めたら、あとはその方式について学ぶのみ!
おねーちゃんにもわかりやすいように、【トゥースフェアリー方式】について学べる絵本を用意しました。
本のタイトルはずばり、『トゥースフェアリー』です。
『トゥース・フェアリー 妖精さん、わたしの歯をどうするの? /BL出版/ピーター・コリントン』(原題:『The tooth fairy by Peter Collington』)
絵だけの絵本で、文字は一切ありません。
妖精がどのように歯とコインを交換してくれるのかが絵だけで描かれています。
巻末には歯を入れるための箱が作れるページもあります。
思えば、【トゥースフェアリー方式】というと、「妖精が歯とコインを交換してくれて嬉しい!」という部分にばかり照準が当たってしまいがちのように思いますが、逆に、「なぜだか妖精が子供の乳歯を集めまくっている・・・」と考えると、なかなかホラーな感じがしてしまうのは私だけでしょうか。笑
この絵本では、集めた乳歯の使い道までちゃんと描かれていました。
なるほど、そう来たかという使い道でした。
でも、結果としてその乳歯の使い道もホラーに感じてしまった私はだいぶひねくれているのでしょうか。。。笑
ちなみにこの絵本はもう再版はされておらず、新品を買うことは出来ません。今回はたまたま状態の良いものが買えました。
ご興味があれば探してみてくださいね。文字がないので、洋書版でもいいかもしれないですね。
おねーちゃん、歯が抜ける
絵本で予習もばっちりしたので、あとはぐらぐらの歯が抜けるのを待つのみです!!
そして、絵本を買ってから1週間ほどが経った今朝、事件は起きたのです。
朝起きてくるやいなや、
「あれ?歯がなくなってる!」
と、おねーちゃん。
昨晩寝る前にはかろうじてくっついていた歯が、確かになくなっているではありませんか!寝てる間に人知れず抜けていたのです。
慌てておねーちゃんが寝ていた場所を探してみても歯は見つからず。もしや飲み込んでしまったか。
・・・ というわけで、記念すべき一番最初に抜けたおねーちゃんの乳歯は、寝ている間にどこかにいってしまったのでありました。
これじゃ、【トゥースフェアリー方式】はおろか、日本の伝統文化方式だってできず終いです。笑
「歯が抜けたら作る」と、絵本についていた歯を入れるための箱を作るのを楽しみにしていたおねーちゃんは、「次の歯が抜けるまで箱を作るのは待たないとだめってことか・・・」としばしがっくりしながらも、次の歯が抜けるのを少し楽しみにしている様子でした。(おねーちゃんは大の工作好きなのです。)
ま、なくなった乳歯も忘れた頃にポロっと出てくることもあるかもしれませんがね。
・・・それはそれでホラーだな。笑
以上、おねーちゃん(5歳11ヶ月)の歯が初めて抜けたよ、という長〜いお話でした^^;